無駄なことの価値

「USBメモリに“大切な思い出”をずっと残しておけますか?」
USBメモリは主に誰かに写真やデーターを渡す時、 一時的に用いるだけで、すぐに消去する使い方をされています。安く、薄く、小さく、軽く、手軽なことが爆発的な販売数を生んだ理由であり、また、それ故、手荒に扱われているのも事実です。つまり、写真(思い出)も手荒に扱われているように感じます。人生には絶対に忘れられない思い出がいくつかあります。例えば、結婚式や子供の誕生です。その大切な思い出をすぐに消去するような使い方、或いは、 誰もが持っている樹脂製のチープなUSBメモリやCD/DVDの中に残したいのでしょうか?大事な思い出、どうでもいい思い出、思い出は決して均等ではない筈です。それが出発点となり、このデザインが生まれました。 本物の素材を使い、 高価であり、大きくて重く、使用が面倒であり、それ故、 丁寧に扱われるモノを目指したのです。 パズル型のUSBメモリ。 中心に納められたメモリ部は、キューブ型のパズルを崩さない限り取り出せません。 大切な思い出を保存したら組み直す、既存のUSBメモリの使用時の手軽さとは全く正反対の、この「手間暇掛ける行為」により、本当に大切な思い出の価値を表現しました。本提案は外観をデザインしたのではなく、行為をデザインしたと言えます。

design by Toshiki Satoji with Katsuya Masaki..

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USB flash drive - 2006
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